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土間中心の農家をフルリフォーム 外観と内装のギャップを楽しむ我が家に!

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栃木県大田原市にお住まいのN様は、築120年のご自宅で生まれ育ち、現在はご高齢のお母様とお二人で暮らされています。
農家ということもあり家の中は土間の部分が多く、古い構造と老朽化で住み心地が良いとはいえない状態でした。

そんなN様宅ですが、このたび住友林業ホームテックでリフォーム工事をしたことにより、ご家族で快適に暮らせる住まいを実現することができたのです。

今回は、先祖代々の旧家ならではの趣はそのままに、「住む人の体や心に優しい家」のリフォームに成功した事例としてご紹介をさせていただきます。

1.リフォームのきっかけ

ここではN様が築120年のご自宅をリフォームすることになったきっかけについてご紹介します。

(1)建物の傷みが激しく寒さも厳しい

N様のご自宅は築120年の由緒ある古民家です。
老朽化が進んでいましたが東日本大震災の後は、さらに建物の傷みが目立つようになってしまいました。家自体の造りは震災後もしっかりしていましたが、お風呂場の隙間が大きくなりすきま風が入るなど寒さが厳しいことに悩まれていたのです。

お母様と娘さんであるN様のお二人で住まわれていましたが、昔ながらの間取りや構造が高齢のお母様にとっては不便な点が多くありました。

(2)水回りが不便

昔ながらの農家の住宅は農作業を外でするため、トイレが家の外にあるのが一般的でした。
農業をされているN様のご自宅もトイレが家の外にあり、用を足すたびにいちいち外まで出なくてはならなかったのです。

しかし、お母様が倒れられて寝たり起きたりの生活になったので、トイレが外にあるのを大変不便に感じられていたそうです。特に冬の寒い時期は辛いものがあり、家の中にトイレを設置することは欠かせないことでした。

その他にもすきま風が入る寒いお風呂場、狭くて使い勝手の悪い洗面所、老朽化したキッチンなど、水回りを快適にする必要があったのです。

2.リフォームでのこだわりポイント

N様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは以下の3点です。

  • 二重梁を活かした開放的なスペース
  • 使いやすい水回りにしたい
  • 農家の外観とモダンな内装にギャップがある

順を追ってご紹介しましょう。

(1)二重梁を活かした開放的なスペース

N様のご自宅は築120年の歴史ある古民家のため、今では手に入りにくい貴重な古材が使用されています。手前右にある木の建具は現在、希少価値が高いものです。

N様の場合、天井の「梁を見せるデザイン」もご要望のひとつとなり、玄関から見える二重梁を活かして開放的なスペースを作ることになりました。

(2)使いやすい水回り

水回りは日常生活を送るのに大切な場所です。
しかし、N様のご自宅では「外にあるトイレ」「寒いお風呂場」「古いキッチン」など、不便な水回りが悩みの種でした。

今回のリフォームでは、ご高齢のお母様のお体に負担をかけないような、使いやすい動線で快適に利用できる水回り環境を整えることを大切な目的としています。

(3)農家の外観とモダンな内装のギャップ

N様のこだわりポイントのひとつに、「外観と内装のギャップが楽しめる」というものがありました。

一見、普通の農家に見えますが、いざ玄関ドアを開けてみるとそこにはモダンな室内が現れるという次第です。

外観は昔ながらの農家なのに、ドアの向こうはオシャレな空間であるということで、お客様は玄関の中に入ったらびっくりしてしまいます。そんなギャップを楽しみたいというN様の遊び心も、家の味わいのひとつにプラスされることになりました。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは築120年のご自宅が、どのように快適な住宅に仕上がったのかについてご紹介します。

(1)古民家の外観はそのままに

K様邸は伝統構法で建てられた築120年の古民家です。
老朽化による汚れや劣化が目立っていましたが、旧家の趣はそのままに外観を美しく再生することになりました。

外壁はモルタル仕上げできれいになり見違えるように蘇っています。建て替えを考えていたほど傷みが目立つ外観でしたが、先祖代々の旧家をそのまま残せて良かったとご満足頂けております。

(2)土間の先にはキッチンがすぐ目の前に

玄関を開けると目の前には真っ白で使いやすいキッチンが設置されています。
農家の住宅は土間のすぐ先に台所があることは珍しくないため、N様にもこちらのプランをすぐ受け入れていただきました。

N様宅は以前の住宅でも土間続きに台所があったため、違和感のない間取りで生活動線もスムーズであるとのことです。天井の二重梁と、和室の木の建具が重厚で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

(3)真っ白で清潔なトイレ

N様宅の大きな悩みのひとつは「外にあるトイレ」でしたが、今回のリフォームで家の中に真っ白で清潔なトイレが無事設置されました。

トイレは1日に何回も使用する重要な場所ですが、家の外にあると冬の寒い時期などは体が冷えて大変辛いものです。体調を崩されている場合は、なおさら負担になるといえます。

トイレの位置は土間を上がったすぐ左手にあり、普段ご家族が過ごされている和室のすぐ先です。近い距離にあるのでご高齢であるお母様にも利用しやすいでしょう。

(4)まるで喫茶店のようなくつろぎスペース

玄関を入ってすぐ左手には、まるで喫茶店のようにシックな雰囲気の「くつろぎスペース」をつくりました。

床が土間なので、靴をいちいち脱がずにちょっとした休憩ができます。N様は農業をなさっているので、3時の休憩などにホッと一息をつかれることでしょう。日常的に訪問されるお客様にはそこでお茶をお出しして対応することもできます。

農作物などを入れられる納戸もすぐ横にあり、玄関はいつもスッキリとした空間です。

(5)木目調で落ち着いた雰囲気のバスルーム

すきま風が入る寒々しいお風呂場は、近代的で保温性の高い快適なバスルームへと生まれ変わりました。

木目調パネルが旧家であるN様宅の雰囲気にもマッチしています。浴槽も広々としているので、ゆったりとくつろぎながらバスタイムを楽しめます。農作業で疲れた体をゆっくり癒していただけるでしょう。

4.リフォーム後の暮らしの変化

N様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。

  • キッチンからの景色が全く変わった
  • 水回りがとても便利
  • 家の中が明るくなった

キッチンを家の中心に配置したので、様々なスペースを見渡せるようになりました。
水仕事をしながら玄関やお母様のいらっしゃる部屋の様子を知ることができます。

キッチン、バスルーム、トイレなどの水回りも最新機能を持つ機器に一新したので、快適に利用していただいております。特に「外にあるトイレ」の悩みを解決できたことをとても喜ばれていました。内装は白色を基本にしたので室内が明るくなり、開放感たっぷりの高い天井にもご満足いただけております。

5.住友林業のリフォームについて

N様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

N様が当社をお知りになったきっかけは、東京に住んでいる息子さんが調べてくださったことでした。住友林業ホームテックをご友人が推薦してくださり、インターネットで申し込みをしていただいたとのことです。

N様は当社にお申し込みをする前に地元業者からもパンフレットを取り寄せられていましたが、話が全く進んでいなかったようです。それに比べて住友林業ホームテックは申し込み後すぐに連絡があり、営業担当が素早く対応いたしました。その際に詳しい説明をしたことによりN様からご信頼を得ることができたのです。

(2)住友林業ホームテックの対応

リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答を頂きました。

  • 担当者がすばやく対応してくれるのが良かった
  • 余裕のないスケジュールにも間に合わせてくれた

N様は当社にご相談をしてくださる前に、地元業者にもお問い合わせをなさっていました。
しかし、そちらとはスムーズに交渉がはかどらず、迅速に対応させていただいた当社にリフォーム工事をお任せすることになったのです。

当社担当者の実家も農家ということもあり、土間を中心とした農家の良さを活かすべく、「玄関を入ってすぐの板の間」「靴のままでくつろげるスペース」などのプランをご提案させていただいたところ、大変ご満足いただけました。

今回は水回りが中心でしたが、他の部屋をリフォームする際は再び当社に依頼したいとのお言葉をいただき、スタッフ一同大変うれしく思っております。

6.まとめ

今回は築120年の古民家を、使いやすく快適な住宅へと生まれ変わらせた、栃木県のN様のリフォーム事例についてご紹介させていただきました。

築120年という長い歳月を経た住宅ですが、リフォームすることにより近代的な住みやすい住宅にすることが可能です。旧家ならではの味わい深い趣はそのままに、「住む人の体や心に負担をかけない家」が実現できました。

水回りを改善したことでN様宅のQOL(生活の質)はかなり向上しましたので、これからも新しいご自宅で健康的な毎日を過ごされることでしょう。

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