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みんなの力で家中ピカピカ。掃除を分業する方法

kurashino

家全体のお掃除は誰が担当していますか? お仕事や子育てをされている忙しい人でも「だいたい自分ひとりで」という方も多いです。ご家族に家事の分担をお願いしても、実際にやってもらうのはなかなか難しいものです。その原因は何か考えてみましょう。たとえばお部屋のお掃除ひとつをとっても、「どこまでやれば、お掃除は完了するのか」という線引きが人によって違うことも理由として考えられます。でも、きれいなお家で暮らしたいのは、誰にとっても同じこと。

そこで、今回はお掃除を分業する方法をご紹介します。家族みんながお掃除に参加してくれるようになれば、毎日の負担が少しずつ軽減されていきますよ。

徹底的に物を置かない

毎日の掃除機かけや拭き掃除を少しでも楽に行うために、まずは物の整理から始めましょう。その場所に本当に必要な物かをよく考え、必要がなければ別の場所へ収納します。そこにあるから散らかるのです。お部屋から物をなくせば散らかりにくくなります。

物が散らかっていないお部屋は、お掃除をスムーズに開始できるので、「掃除機をかけて」「テーブルを拭いて」とお願いしたとき、誰でも簡単にできるようになります。ひとりでたくさんの物を整理するのは大変だと思いますが、目的はお掃除を分業できるようになることですから、みんなが手伝える基盤をしっかり作っておくことから始めてみましょう。

物を置かないポイント

床に物を置かない

・ゴミ箱など、増えがちなものはひとつにまとめる。
・衣類やバッグなどはフックを活用する。

卓上に物を置かない

・ティッシュケースやリモコン類は、置き場所を決めて卓上から撤去する。

散らかりやすいものは収納を設置

・玄関にコート掛け、リビングにおもちゃ箱や雑誌のラックなど、生活動線に収納を設置する。

掃除工程を可視化する

掃除には、さまざまな工程があります。たとえば、食後にするお掃除について考えてみましょう。

食後のキッチンのお掃除工程

  1. 食卓からキッチンへ食器を運ぶ
  2. シンクで食器を洗う
  3. 食器を拭く
  4. 食器棚にしまう
  5. シンクを洗う
  6. 排水溝を掃除する
  7. 台所全体、ダイニングテーブルを拭き掃除する
  8. スポンジやフキンを除菌する

このくらいの工程があるのですが、ご家族の中には「食卓からキッチンへ食器を運んだら、片付け完了!」「食器は洗いっぱなしでもOK」と考えている人がいるかもしれません。考え方は人それぞれですが、普段ご自身がどのくらいの作業をしているかを共有することが大切です。

工程表を作るのは少し面倒かもしれません。しかし、効果的な方法なので、ぜひ試してみてください。
分業したいお掃除場所の工程を書き出して伝えるようにしましょう。メモ程度でも構わないのです。慣れてきたら、ご自身が洗っている食器を隣で拭いてもらう、その食器を定位置に戻す、手が空いたらシンクの掃除......など、一緒にやりながら少しずつ覚えてもらいましょう。

お掃除にはたくさんの工程があると知ってもらうことによって、家事の大変さが伝わりますし、指示が明確に伝わるようになります。下記のように、分業できそうな場所のお掃除工程のメモをどんどん作っていきましょう。何度か繰り返すと、メモがなくてもひと通りの工程をやってもらえるようになります。

ベッド周りのお片付け工程

  1. ベッドを整える
  2. パジャマは洗濯カゴへ
  3. シーツは週に1度チェンジ。古いシーツは洗濯カゴへ
  4. ベッドにホコリが溜まっていたら乾拭きする

トイレのお掃除工程

  1. ウェットシートで全体を拭く
  2. トイレクリーナーとブラシで便器の内部を磨く
  3. 使用後のトイレブラシの水気をしっかりと切る
  4. 床をウェットシートで拭く
  5. トイレットペーパーを補充。在庫が切れていないか確認する

お掃除ロボットを味方に

リビングに家族の私物が散乱してしまう......。そんなお悩みには、お掃除ロボットを利用するのもひとつの方法です。自走式のお掃除ロボットを使ってお出かけ中にお掃除が終わっている、となると精神的負担も減らせるだけではなく、「お掃除のじゃまになるから、床に物は置かないようにね」というお願いも通りやすくなります。お掃除が苦手な人でも、新しい家電には興味が湧いてくるかもしれないですよ。
自分の物がリビングにあっても気にならないご家族がいたとしても、物を置きっぱなしにしているとお掃除のじゃまになると意識付けするために、お掃除ロボットを味方につけてみましょう。

「お掃除ロボットは高価だから悩ましい......」
そんな方には、おためしレンタルという方法も。『DUSKIN2週間おためしサービス』なら、2週間1,364円からロボットクリーナーをレンタルすることが可能です。

お掃除を通して家族とコミュニケーションを

家族のためにお掃除を頑張っているのですが、普段家事をしない家族側からは「あなたがやりたくてご自身に課している仕事」として捉えられている場合があります。そうだとしたら、少し悲しいですよね。
でも、よく考えてみると、家族の誰もあなたひとりにお掃除をお願いしたわけではないのです。そうすると、お掃除の分業は、あなたからの一方的な要望になりかねません。こういったコミュニケーション不足が原因で、お掃除の分業がうまくいかないのだとしたら、お掃除する目的をご自身から変えてみてはいかがでしょうか。

家事は、家族のコミュニケーションの機会に最適です。
お掃除を分業する目的を「ひとりでやるのが大変だ」ということではなく「家族との時間を増やしたいから」にセットしなおして、共有するのも効果的です。たとえば、お子様が巣立って、ご夫婦お2人になるのをきっかけに、見直してみるのはいかがでしょうか? 掃除をお願いしたあとには「お掃除を手伝ってくれたから、家族とゆっくりお茶を飲む時間ができて嬉しい」など、一言添えると、手伝ってくれた方も幸せな気持ちになるものです。①準備、②掃除工程の視覚化、③道具の工夫、そして最後に④感謝の気持ち、を添えてみてください。

お掃除を介したコミュニケーションを積み重ねると、お掃除は「みんなのために、みんなでやること」に意識が変わっていくでしょう。

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