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三橋さんの愛用アイテムも公開! 敷き寝具の上手な選び方

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良い寝相とは"立っている姿勢に近く体への負担が少ない自然な体勢"を保つことで、寝具にはそれを保つ役割があります。人の体は、背骨がS字カーブを描いていますが、寝た姿勢ではこの隙間が2~3㎝のときが体への負担が少ないといわれています。
敷き寝具が柔らかすぎるとお尻が落ち込んでこの隙間が大きくなり、逆に硬すぎると骨にあたって圧迫されてしまい、体の節々に不調を感じる結果になってしまうのです。
安眠・快眠を得るためには、自分の体に合った敷き寝具を選ぶことが大切です。そこで快眠セラピストの三橋美穂さんに、「敷き寝具の上手な選び方」について伺いました。

敷き寝具は枕とセットにして選びましょう

快眠のための寝具選びはとても重要です。自分の体形に合わない寝具を使っていると、体に不調をきたします。特に腰痛の人は、「硬いマットレスがいい」と思い込んでいる傾向があります。しかし、硬すぎるマットレスが原因で腰痛になっている人も多いのです。
例えば、高さのある枕をして柔らかすぎるマットレス寝ると、体の重みで腰がマットレスに落ち込み、腰に痛みを覚えます。すると、柔らかいマットレスは腰痛に良くないと思い込んでしまいます。でも実際は合わない枕を使っていることでマットレスとの相性も悪くなり、結果、腰痛を悪化させているということなのです。

マットレスや敷布団は、腰痛の有る無しにかかわらず、体形や体重によって一般的に合う柔らかさがあります。大きく分けて次の3タイプです。体重の軽い人は寝転がったときに寝具への落ち込みが少ない柔らかめの物、逆に体重が重い人は硬めの物、標準体型の人はその中間、と言う考え方です。

  • 華奢な人、体重の軽い人 ⇒ 柔らかめもの
  • 標準体型の人 ⇒ 中くらいの柔らかさのもの
  • 筋肉質な人、体重の重い人 ⇒ 硬めもの

敷き寝具には敷布団とベッド用のマットレスがありますが、基本的な選び方は同じです。お店で試す際に、次の3つのポイントを確認してください。

【POINT】

敷き寝具選びのチェックポイント

1.あおむけに寝た時、体圧が分散されているか。
立っている時と同じような姿勢をキープできることが目安です。枕の高さによっても変わるので、枕と併せてバランスの良いものを選びましょう。

2.横向きで寝た時、肩や腰に圧迫感がないか。
枕をした状態で、横向きの姿勢の時も楽かどうかをチェックしましょう。

3.寝返りをしやすいか。
血液やリンパ液の流れを促進したり、体温をコントロールする役割がある寝返りがスムーズに行えることは快眠には欠かせません。枕をした状態で寝返りのしやすさをチェックしましょう。

では実際、どんな敷き寝具が良いでしょうか。
今回、参考までに私がおすすめする敷き寝具をご紹介します。
どの寝具が合うかは人により異なるので、購入の際は実際に試すようにしてください。

マットレス本体の買い替えを検討の方へ

マットレスは大きく2つに分かれます。1つはコイルを使ったマットレス。もう一つはコイルを使わないノンコイルマットレス。上質なコイルマットレスは、コイルひとつひとつを不織布(熱プレスなどの方法で織らずに作られた布)で包んで独立した動きをする「ポケットコイルマットレス」です。点で支えるので背中のS字カーブに沿って、バランスよくフィットします。
ノンコイルマットレスには、ウレタンやジェルなどがあり、メーカーや製品ごとに特徴があります。

シルキーポケット(日本ベッド)

一般的なポケットコイルマットレス(同社従来製品)の約2倍のコイル数で細やかなフィット感を実現。独自のスプリングによる寝心地表現を重視し、表面の詰め物層が薄いのが特徴。へたりにくく耐久性が高い。高級ホテルに多数採用されている実力派マットレス。3種類の硬さから好みの寝心地を選べる。

テクノジェルマットレス(ディーブレス)

体形に合わせて水のようになめらかに動くジェルのマットレス。横向き寝の時に肩や腕にかかる圧迫感を柔らかく吸収し、腰はしっかり支えて沈み過ぎない弾力性で理想的な寝姿勢に導く。イタリアで、長時間の手術でも体に負荷が少ない医療用のマットレスとして開発されたのが誕生のきっかけ。独特の感触がとにかく気持ちいい。

使用しているマットレスや敷布団の寝心地をよくするなら「トッパー」

手持ちの寝具に重ねることで寝心地を改善するのがトッパー(マットレスパッド、オーバーレイマットレスともいう)。基本的には硬い寝具の寝心地をよくするもので、どんな敷き寝具に重ねるかで寝心地が変わります。お店で試すときは、自宅で使っているマットレスの硬さに近いものの上に重ねてもらってください。

ムアツ パッド(昭和西川)

表面の凹凸形状がきめ細かく身体を支え、理想的な寝姿勢を保つ。高度な弾力で寝返りもスムーズ。硬さは2種類(写真はハードタイプです)。開発から50年のロングセラーで、健康敷布団のパイオニア的製品。多くの日本人が好む寝心地。フロアに直接敷くタイプもある。

トゥルースリーパープレミアケア(ショップジャパン)

低反発素材で体圧を分散し、同じ姿勢で長時間楽に寝られるので、寝返りが少ない方におすすめ。腰や肩の痛みが気になる方は硬い寝具を使っている人が多いため、低反発を重ねると痛みが軽減されることも多い。布団にも使用可能。

予算に余裕があれば、電動ベッドがおすすめ

私は仕事柄、自宅に3台のベッドがありますが、そのうちの一台は腰痛を機に使い始めた電動ベッドです。電動ベッドは自分にとって心地よい姿勢を保てることが最大の魅力です。
私が愛用しているのはパラマウントベッドの電動ベッド「Active Sleep」。入眠姿勢を「中立姿勢」にすることで寝つきが早くなりました。中立姿勢とは、宇宙空間で脱力したときに自然に作られる姿勢で、決行を改善する姿勢として注目されています。
またこのベッドはスマホアプリと連動して睡眠の質を採点したり、入眠を感知するとベッドがフラットになるなどの機能も備わっています。

Active Sleep(パラマウントベッド)

マットレスは頭や肩、腰や足など6つの部位ごとに、内蔵されたエアークッションで硬さを10段階で調整でき、日により、使う人により微調整ができます。ベッドフレームは電動で背中や足が上がり、自分にとって快適なポジションが取れるので腰や足への負担が軽減され、呼吸が楽になり、リラックスできます。オプションのアナライザー(睡眠センサー)は心拍や呼吸、体動を分析し、専用アプリで眠りを採点したり、睡眠アドバイスももらえます。

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