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「敬老の日」のお祝いは何歳から? おすすめのプレゼントは?

kurashino

毎年9月の第3月曜日(祝日)は「敬老の日」です。
高齢の親と一緒に食事に出かける、贈り物をする......など、お祝いのしかたはご家庭によってさまざまでしょう。

ただ、敬老の日にお祝いすることに対し、「年寄り扱いされて嫌だ、と思われるのではないか」と考え、ためらう人もいるかもしれません。

では、「敬老の日」は何歳からお祝いするのがよいのでしょう。そして、どのようにお祝いすれば喜んでもらえるのでしょうか。この記事をとおし、そのヒントを探ってみましょう。

「敬老の日」は何歳からお祝いすればよいのか

日本の各種法律では、65歳以上を「高齢者」としています。しかし、いまの時代、65歳は「まだまだ若い」という認識が本人にも周囲にもあることでしょう。

楽天インサイトが全国の65歳〜79歳の男女に「何歳からお祝いされるのが適切か」と聞いた調査では、「55歳〜59歳」「60~64歳」という回答がもっとも多くなっていることが分かっています。

この辺りの年齢の方は、そろそろお孫さんのひとりや2人がいてもおかしくありません。「おじいちゃん、おばあちゃんになったら、敬老の日にお祝いされてもよいのかもしれない」と思うのかもしれないですね。

楽天インサイト「敬老の日に関する調査」の情報を基に作図

ちなみに、実際にはじめてお祝いされた年齢は平均で「66歳」という結果になっており、国が定義する「高齢者」や、本人が自覚する「敬老の日にお祝いされる適切年齢」と大きな差はないことがうかがえます。

その一方、「お祝いされたことはない」と答えている人は、「お祝いされたことがある」人を大きく上回っていることが分かります。
「なんとなく過ぎてしまう」「何歳からお祝いすれば良いのかわからない」「何をすればよいのかわからない」など、お祝いを「する」側の事情があるのかもしれません。

「敬老の日」の発祥は?

「敬老の日」の発祥は、戦後の1947年、兵庫県多可町で「敬老会」が開かれたのが始まりです。戦争によって自分の子どもを失った親を励ますため、9月15日を「としよりの日」とし、その後1950年に兵庫県が正式に制定しました(※1)。
当時は「親たちを元気づける」のが目的で、55歳以上の人を対象にしていました。

いまであれば55歳で「敬老の日」をお祝いされるとさすがに抵抗があるでしょう。ただ、世に貢献してきた年長者に感謝の気持ちを表す、という意味ではコンセプトは同じと言えます。

当初は9月15日と定められていた敬老の日が、現在「9月の第三月曜日」となったのは、「ハッピーマンデー制度」によるものです。2003年から適用されています。毎年、日にちが変わるため、覚えにくいという人もいるかもしれません。

「敬老の日」に高齢の親が欲しいもの

敬老の日のお祝いは、やはり本人が欲しいものを贈るのがベストですが、実際、どのようなものが喜ばれているでしょうか。

アサヒグループホールディングスのアンケート調査によると、孫がいる人が敬老の日に欲しいものは以下のような順位になっています。

アサヒグループホールディングス「毎週アンケート|第563回「敬老の日」にお祝いしますか?」の情報を基に作図

上位に子どもや孫とコミュニケーションを図れる内容を希望する割合が多いことが特徴的です。物よりも、声を聞いたり顔を見せたりする「コト」関連が喜ばれています。
コロナ下の現在は、会いに行くのは難しいといった場合も、「電話をかける」「ビデオ通話アプリで対面する」「手紙を書いて贈る」というのも良さそうですね。

一方で贈る側が考えているプレゼントは、以下のようなものです。

アサヒグループホールディングス「毎週アンケート|第563回「敬老の日」にお祝いしますか?」の情報を基に作図

どうやら、もらう側と送る側のあいだにはズレがあるようです。何を渡してもきっと喜んでもらえると思いますが、せっかくなら本人が希望するものを贈ってもっと喜んでもらいたいものですね。

ただひとつ、注意点があります。ハサミやハンカチなど贈り物には縁起が悪いとされるものがあります。最近では気にしないという人も多く、本人が欲しいものであれば構わないとは思いますが、たとえばお花を添えたいという場合にも、花言葉を調べたうえで贈るという気遣いができるとよいですね。
また、病院や施設に何かを贈る場合には、持ち込みのできないものがありますので事前に確認することを忘れないようにしましょう。

なんだかんだ言っても、お祝いされると嬉しい

なお、はじめて敬老の日をお祝いされたとき、どういう気持ちになるのでしょうか。
先ほどご紹介した楽天インサイトの調査(※2)から、初めてお祝いされた年の平均値である「66歳」に該当する年齢層(65~69歳)を見ると、男性では「嬉しかった(58.7%)」、女性では「祝ってくれる人がいることで有難い気持ちになった(50.0%)」と回答する割合がもっとも多いようです。

まだそんな歳ではないと思いつつも、実際にお祝いされると内心は嬉しい......そのような複雑な心理が思い浮かびます。

まとめ

この記事では、敬老の日の贈り物について紹介してきました。

敬老の日は感謝の気持ちを伝えるのにぴったりの、1年に1度の特別な日です。コロナによって日常が大きく変わり、何かと不便や不安を覚えているおじいちゃんおばあちゃんも多いでしょうから、せめてこの日だけでも明るい気持ちになって欲しいですね。

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