健康 美容

60代おすすめ化粧法〜肌悩みがあっても素敵に変身できるメイクレッスン

kurashino

60代の方からよく聞かれるのが「今の私の顔に似合う年相応のお化粧がしたいけれど、どうしたら良いのか、わからなくなってしまった」というお悩みです。

「だんだん、お化粧自体が面倒になってしまって......」とうつむく方もいらっしゃいます。
しかしそれは、もったいないこと。メイクの方法を"ほんのひと工夫"するだけで、どなたでも素敵に変身できるからです。

この記事では、まず60代のメイクでつまずきやすいポイントを解説。そのうえで、お化粧がうまくいく7つのテクニックをご紹介していきます。ぜひ、次のメイクから取り入れてみてくださいね。

60代のメイクでつまずきの原因となる5つの変化とは?

「今までと違って、メイクがうまくいかなくなってしまった」と感じるとき、その原因は自分でも気付かないうちに起きている"変化"にあります。
変化を"老化"と捉えるとネガティブな気持ちになってしまうもの。ですが、変化は誰にでも起きることです。素直に受け入れて、手早く適切な対策をしたほうが、若々しくいられます。

まずは、つまずきの原因となりやすい変化について把握しておきましょう。次の5つの変化が代表的です。それぞれ、詳しく解説します。

*1

① まぶた

まず挙げられる大きな変化が「まぶた」です。顔の中でも目元の皮膚は薄く、加齢による影響がいち早く出やすいといわれています。見られる変化として、以下のようなものがあります。

  • 上まぶたのくぼみ
  • 下まぶたのたるみ
  • 二重の幅の変化
  • 目のまわりのシワ

*1

これらの影響から、まぶたの形に変化が生じます。まぶたの形が変わると、今まで使っていたアイシャドウが合わなくなることも。アイライナーがうまく引けなくなって、戸惑いを感じる人も多いでしょう。

② 眉毛

*1

「眉毛」も加齢にともない変化が生じやすいパーツです。まぶたに比べると、眉毛の変化を気にしている人は少数派かもしれません。ですが、眉毛は顔の印象を決める重要な役割を担っています。1本、2本の違いだけで、顔の印象が変わることもあるので、しっかりケアしたいポイントです。
具体的な変化としては、眉毛の量が減ったり眉毛の形が変わったりします。

意外なところでは、一部の毛が長く伸び続けるケースも。不必要に長く伸びた眉毛は、老けた印象を与えてしまいます。

③ まつ毛

*1

「まつ毛」の変化は、30代頃から徐々に感じていたという人が多いかもしれません。次第に本数が減ったり、1本1本の太さが細くなったりします。

まつ毛の減少をカバーするために、ビューラーやマスカラを使い続けると、さらにまつ毛を傷める原因になることもあります。

一度まつ毛が減ってしまうと、自然に増えることは期待できません。今あるまつ毛を大事にキープする意識が大切です。

④ 肌色

*1

「肌老化」と聞くとシミやシワを気にする方が多いのですが、意外と気付きにくいのが「肌色」の変化です。肌全体のトーンが暗くなったり黄みが増えたりと、肌の色には少しずつ変化が起きています。

肌にパッとした明るさと透明感があれば、多少の肌悩みがあったとしても、全体の印象は若々しくなるもの。肌色をいかに元気そうに見せるかで、見た目年齢に大きな差が出ます。

⑤ 視力

*1

最後に番外編として「視力」の変化があります。①〜④と違って、見た目に直接影響する要素ではありませんが、メイクの仕上がりに大きな影響を与えているのが視力です。

「上手に化粧ができなくなった」とお悩みの方のお話を詳しく聞くと、「化粧後に老眼鏡をかけて鏡を見ると、違和感がある」「細かい作業は目が疲れてしまう」という声を聞きます。

メイクは近距離で細かい作業をするので、遠視が強くなるとつらく感じるものです。

視力の変化は、60代のメイクでつまずく隠れた原因。適切な対処をすることで、ずっとメイクがしやすくなります。

60代のお化粧がうまくいく7つのテクニック

メイクがうまくいかなくなる原因が明らかになったところで、ここからは実践テクニックをご紹介していきます。

今まで親しんできたメイクとは、大きく異なる面もあるかもしれません。どうぞ楽しみながらチャレンジしてみてくださいね。

① 拡大鏡があればメイクが楽になる

まずは、メイクしやすい環境を整えましょう。
視力が低下して「細かい部分がよく見えない」と感じたら「拡大鏡」が便利です。拡大鏡を使うと、鏡に映った自分が大きく拡大されるので、裸眼でも楽にメイクができるようになります。

*2

さらに見えやすくするためには、メイクをする場所にも配慮しましょう。薄暗い場所ではなく、光が顔にしっかり当たる場所に移動すれば、細かい部分まで見えやすくなります。

② アイラインとマスカラはやめる

年齢による目元の変化が大きくなると、アイメイクの難易度は上がります。
たとえば、目のまわりをアイラインで囲うと、目を小さく見せてしまう危険があります。まつ毛にビューラーやマスカラを使うのも、少なくなったまつ毛へのダメージという懸念があります。

そこでご提案したいのが「アイラインとマスカラをやめる」という選択です。間違ったアイメイクで老け見えするくらいなら、思い切って省略してしまいましょう。

*3

最初は「本当にしなくていいの?」と不安に感じるかもしれません。ですが、大人のメイクは、時には勇気を出して引き算することが大切です。

③ アイシャドウは単色にする

アイラインとマスカラを省略する場合、アイシャドウの重要性が増してきます。
通常アイシャドウは、"淡い色→中間色→締め色"という具合に、3〜4色でグラデーションを作ります。しかし、この塗り方で若見えさせるためには、ぼかし方や入れる位置に上級テクニックが必要です。

そこで、アイシャドウは何色も使わず、1色のみで仕上げましょう。1色だけなら難しいテクニックは不要で、まぶたの二重ラインにサッとひと塗りするだけ。これなら失敗する心配はありません。

*4

色選びは、ブルーやピンクなどはっきりとした鮮やかな色は避けましょう。不自然に目立って、違和感が出てしまうからです。

おすすめカラーは、上品な細かいパールの入ったブラウン系・ベージュ系・ゴールド系。これらは、肌になじみながらも、輝きをプラスしてくれる色です。暗くなりがちな肌色を、自然にワントーン明るく見せてくれます。

④ 重視するべきは眉毛とリップ

マスカラを省略したりアイシャドウを単色にしたりと目元のメイクを引き算する一方で、重視すべきは「眉毛」と「リップ」です。眉毛とリップがぼんやりしていると老けた印象になってしまいます。

ボサボサの眉毛はカットして形を整えます。ただし、過度に抜いたりする必要はありません。もともと生えている眉毛の流れを活かしながら、肉付けするようにアイブロウを重ねるのが、若々しい眉毛メイクのコツです。

*5

リップは、口紅を塗った後に「透明グロス」の重ね付けを。この一手間で、一気に若々しさがアップします。

*6

グロスによる濡れたような質感が唇にプラスされるので、縦ジワが目立たなくなり唇の厚みがぷっくり増して見えるのです。

⑤ 肌はスキンケアでふっくらさせる

ベースメイクは、ファンデーションだけでシワ・毛穴などの肌悩みをカバーしようとすると、どうしても厚化粧になりがちです。厚化粧は、老け見えに直結してしまいます。そこで、メイクの前にスキンケアで肌をふっくら整えておくと、ファンデーションの量を減らすことができます。

一般的には「夜のスキンケアは念入りに、朝のスキンケアは軽く」といわれますが、思い切って朝のスキンケアを重くしてみましょう。具体的には、夜用のナイトクリームや美容液を、朝のメイク前にも使うのです。

*7

さらに、シート状のフェイスパックでうるおいを閉じ込めれば、肌がふっくらとした質感に。これだけで、肌悩みの目立ち方が変わってきます。

⑥ 気になるポイントにコンシーラー

スキンケアで肌をふっくらとさせたら、ベースに塗るファンデーションは薄付きにするのが、若々しい肌づくりの秘訣です。しかし「薄付きのファンデーションだけでは隠しきれない肌悩みが気になる」ということもあるでしょう。そんなときは、ファンデーションを厚塗りにするのではなく「コンシーラー」の出番です。
「ファンデーションは肌全体のトーンを整えるために薄く均一に塗り、特定の肌悩みをカバーするときにはコンシーラーを塗る」と使い分けてください。

*8

コンシーラーをキレイに仕上げるコツは、決してこすらないこと。指の腹を使って"トントントン......"と、軽く叩き込むように塗ると、ヨレずにカバーできます。

⑦ チークで頬に若々しさをプラス

最後に、60代のメイクに欠かせない重要なアイテムが「チーク」です。
チークをふんわり頬にまとうことで、肌に血色感と透明感が出て、肌色をパッと明るく感じさせる効果があります。

*9

チークの色選びは、ほんのりとパールの入ったオレンジ系またはコーラル系のカラーがおすすめです。黄みの増えた肌へ自然にしっくり溶け込んで、くすみが気になる肌を明るく整えてくれます。

最大のコツは楽しみながらお化粧すること

たとえば、料理をするとき。「おいしくなあれ」と心を込めて作った料理と、面倒な気持ちを我慢しながら作った料理では、同じ手順で作ったつもりなのに、まったく味が異なることがあります。
実は、メイクにも同じことがいえるのです。今回、「60代のメイクレッスン」というテーマでテクニックをご紹介してきましたが、最大のコツは"楽しみながらお化粧すること"。

肌や顔のパーツの変化に気付きながら、ひとつひとつていねいに対処してあげる。思わず笑顔になりながら、「きれいになあれ」と心を込めて施すメイクは、あなたの美しさを最大限に引き出してくれるはずです。

ぜひ楽しみながら、鏡の向こうの自分と向き合ってみてください。

※「令和2年度平均年収と学歴調査

*1
出所)Adobe Stock(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*2
出所)写真AC(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*3
出所)写真AC(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*4
出所)Adobe Stock(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*5
出所)Adobe Stock(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*6
出所)Adobe Stock(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*7
出所)イラストAC(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*8
出所)イラストAC(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

*9
出所)Adobe Stock(元画像URL)を筆者加工/ライセンス情報

HOT

-健康, 美容